9/7(月) 5:41配信 東洋経済オンライン
翻訳文芸書『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ著、斎藤 真理子訳)やドラマ「梨泰院クラス」が日本国内でもヒットするなど、韓国の若者の“生きづらさ”への関心が高まっている。若者たちを取り巻く過酷な現実を緊急レポートした『韓国の若者』の著者、安宿緑氏によれば、実際、希望する職を得られず、アルバイトも奪い合いという格差社会のなか、世界トップとも言われる大卒貧困率が生まれているという。
大企業の社員の子どもの家庭教師をしていたという、ソウルの大学院で歴史学を学ぶキム・イェジンさん(仮名・25歳・女)。家庭教師先は成功者の象徴、高級住宅街である江南のタワーマンション。母親は大企業の幹部だったそうだ。
「子どもの母親は普段、非常に多忙で連絡がなかなか取れない人でした。授業料は一回につき3万5000ウォンいただいていたのですが、2カ月ほど経つと支払いが滞るようになりました。クラスでほとんどビリだった子の成績を、100点満点が取れるまで上げたのに。
しかし韓国では大人、それも雇用主に対して意見するのは非常に勇気がいることです。何度かやんわりと督促したのですが、何の反応もなく。授業料がようやく振り込まれたと思えば、計算の合わない額の5万ウォンが一度入金されて、それっきり。多忙とはいえ、あまりにずさんな対応に困り果ててしまいました」
■家庭教師先の母親の反応が豹変
SNS上では、こういったトラブルへの対処法が若者同士でよく共有される。キムさんもそこで得たテンプレートに倣い、意を決して「お母さん、授業料をいただかなければこれ以上授業はできません」とメールで告げた。
するといつもは反応を示さない母親が豹変し、このように返信してきた。
「ねえ、学生。私を誰だと思っているの? 私は大企業の幹部なのよ」
その後も「学生のくせに、年上に指図するのか」などと罵られて話し合いにならず、結局授業料をほとんど回収できぬまま、家庭教師を辞めることになった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf000651dd3e3ed63f986e1bc250da84a803c054?page=1
大学を職業訓練校にしたほうが企業も喜ぶんじゃねーか?
何の技術も持たない奴よりよっぽどいいだろ。
熾烈な競争をくぐり抜けるからこそ、その先で支配層となった者たちの自意識は肥大し、時に暴走する。韓国での支配層のメンタリティと聞くと、2014年に起きた「ナッツ・リターン事件」を思い出した読者もいるかもしれない。
大韓航空創業者一族の長女で、当時副社長を務めていたチョ・ヒョナがニューヨーク発仁川行きのファーストクラスに搭乗した際、皿に盛られて出されるはずのナッツが袋のまま提供されたことに激怒。旅客機の離陸を中止させた事件だ。
チョには法の裁きが下ったが、構造はいまだ変わらぬままだ。前述のとおり、韓国では大企業が日本よりもはるかに狭き門となっている。だが尋常ではない競争を勝ち抜いて入社しても、激務に耐えきれず、早々に辞める人も多い。昇進試験の評価が悪ければプレッシャーを受けて自主退職を迫られる。40代のうちに役員コースに乗らなければ出世が閉ざされる、といった現実が「大企業40代定年説」とも呼ばれる事態を招いている。
■韓国の平均退職年齢は49.1歳
実際、平均退職年齢は49.1歳(2018年韓国統計庁調べ)で、実際にはそれよりも早いと話す韓国人は多い。退職後、子どもの学費を支払えず車や家を売るケースもある。辞めた後は中小企業に入り直すか、アルバイトをするか、起業するかの三択となるが、中高年からではどれも茨の道だ。大企業出身者は、再就職しても7割が新たな職場に適応できず、やはり1年以内に辞めてしまうという研究結果もある。
取材したうちの数人が「大企業を45歳前後で辞めて、それまで貯めたお金でチキン屋を開くのが、そこそこの人生コース」と話していたのがとても印象的だった。
ここで近年における韓国の経済状況をざっと整理したい。韓国は1997年に通貨危機を経験し、一時、国家破綻の危機に直面している。経済は大混乱に陥り、IMF(国際通貨基金)より資金支援を受けることでなんとか乗り越えるも、多くの企業が倒産し、財閥解体、政権交代などの結果を招いた。これは「IMF経済危機」とも呼ばれる。
この間、経済面での浮き沈みはあるものの、基本的には低迷期間が長く続き、特に2000年からは青年失業率が上昇の一途を辿った。その中で、韓国の若者は世界でも類例のない「多重貧困」にさらされている。
複合的で特定しにくいが、その原因にますます広がる格差と、学歴による過当競争が挙げられるのは間違いない。たとえば一流企業と中小企業の賃金格差はとても大きい。
平均的な中小企業の賃金は大企業の6割にも満たないことが明らかになっている(韓国雇用労働部および中小企業研究院調べ)。世代別に見ると、中小企業の場合、30代で平均年収3000万ウォン台にとどまるが、現在、最も年棒が高いことで知られるSK仁川石油化学などのSKグループをはじめ、サムスンなど大企業の場合、1億2000万ウォン前後。その差は約9000万ウォンに達する。
一方で、大学進学率は日本よりも高い。国内の7割の若者が大学に進学しており、2008年以降OECD加盟37カ国で1位を維持している。
その大卒者が、国内にわずか0.1%存在する、年商5兆ウォン以上のいわゆる大企業を目指すが、実際に一流企業への門戸が開かれているのは、ソウルにキャンパスを置く国立のソウル大学校、そして私立である高麗大学校、延世大学校などの上位大学卒業者にほぼ限定される。結果として多くの若者が、学業に費やした労力に見合わない低賃金の職や、無職に甘んじる状況を招いている。
■韓国は「世襲階層社会」である
なお文部科学省の学校基本調査によれば、2019年度の日本の大学進学率は、短期大学への進学を合わせて58.1%。現役だけに限定すると、54.8%に留まっている。
また韓国の賃貸制度では、家を借りる際に数十万~数百万円の保証金が必要になる。それが自立を妨げる結果になり、結婚の困難さなどにも繁がっているようだ。
こうした状況に置かれた韓国の若者は、2010年代に入って「恋愛、結婚、出産」の3つを放棄せざるをえない「三放世代」とされていた。しかし昨今ではそこに「就職、マイホーム、夢、人間関係」を加えた「七放世代」とも呼ばれるようになった。
「世襲階層社会」と呼ばれるが、「階層が親の経済力によって固定されやすい」というのも韓国社会の特徴でもある。階層を上がりたい場合、「半地下」で暮らすシムさんのように有資格者、公務員を目指すほかには「これだ」と呼べるようなルートがなかなか存在しない。それでいて、起業も推奨されず、副業も日本ほど浸透しておらず、貧困を打破する手段が限定的なのがさらに問題と思われる。
そうした状況は「労働市場の二重構造化」と指摘され、問題視もされているが、そこにきて脱産業化など、市場構造の変化によりホワイトカラーの仕事そのものが減少している。平たく言えば、大卒者の多くが望む「それなりにいい仕事」の数自体が減っているというわけだ。
韓国の若年層の失業問題に詳しい、梨花女子大学校経済学部のホン・ギソク教授は筆者の取材に対し、次のように話す。
「韓国の青年失業問題はあらゆる要素が絡み合い、原因を特定するのが困難です。人口的要因と景気変動的要因から述べるならば、韓国でベビーブームが起きた1991~1996年生まれの世代が成人し、雇用市場を圧迫していることが挙げられます。
■「大卒」というプライドとのミスマッチ
さらに、労働市場の両極化と、高学歴者のインフレが起きている点も考慮しなければなりません。特に韓国は大企業とそのほかの中小企業の賃金格差が非常に大きく、そのうえ大企業の数が全体の数%しかないため、当然ながら大量にあぶれる人が出てきます。また、似たようなスペックばかりのため区別がつかない。それで政府からは、経歴を開示せずに選考する案が出ましたが、そうなるとさらに混乱が生じるでしょう」
また、ホン氏はこうも指摘する。
「多くの韓国の若者は、大卒であることへの自負があります。韓国の貧しい時代を生きた親世代が、そう仕向けたからです。特にソウル地域の大学出身者はプライドが高く『自分にはもっとふさわしい仕事があるはずだ』と仕事をえり好みする傾向があると思います」
一方で、青年労働問題に取り組む市民団体「参与連帯」代表イ・ジョウン氏は「変わる余地はある」と話す。
「韓国の労働市場の問題の一つが、ミスマッチです。就職に時間がかかるので、食い繋ぐため望まぬ仕事や苦しいアルバイトをする。生活のために夢を諦める人も多い。そこで政府の経済社会労働委員会で、就職活動中の学生が就業するまで1カ月50万ウォンを最大半年間支給する案が決定しました。また文政権発足後、最低賃金が30%上昇。
それにより、アルバイトだけで生計を立てるのも不可能ではなくなりました。Uberに代表される宅配などの特殊雇用者(業務委託と同意)も活性化されていくでしょう。大企業に就職できなければ終わりといった硬直化した視点を脱し、働き方に多様性が出てくると思います」
安宿緑 :ライター、編集者
真面目な話、日本の経団連は朝鮮式の経済構造をやろうとしてるようにしか見えないからな
日本もこうなる、と言う見本みたいなもんだ
日本も40歳くらいまで都合よく使って放り出したい気持ちが見え見えだからな。
だけど日本の場合は、そうなったら若者は外資に行ってしまうと思う。
40で放り出されるなら、老害ジジイで溢れる日本企業に自分の若さを提供する理由がないから。
そうなったときに経団連のジジイどもが「日本の若者には愛国心が足りぬ」とか寝言をほざく様が目に見える。
日本も韓国ほどではないにしても既にそうなっている
しかしフィリピン人には
その生活の貧しさを埋めるものがあるってこと。
あんな見た目きたねえもの
それだけのチキン何処から仕入れてるのだろう?
これを見に北
生存ルートは人文学系か
良く分からない社会構造だなぁ、と本文も読まずに言ってみる
チキン屋横丁に1軒だけタコ焼き屋を開けば儲かりそうだ。
まぁタコ焼きはテクニックが要るから難しいか。
カード借金だらけで整形しまくりで大企業と言われる会社は自国に還元する気ゼロで
よく考えたらすげぇ国だな
それ以上に朝鮮人は基本的に大学を出たら勉強自体を止めてしまう。
だから40歳でも25歳でも能力に大した差がない
これが退職が早い最も大きな原因
韓国人が伝統的に築いてきた社会てもっとデタラメでいい加減なもので
商品を受注する側もいい加減なら発注する側もいい加減で
納期もクソもないし品質保証も誰も気にしないみたいな社会をずっとやってたのが
今は無理矢理に先進国のスタイルに合わせてしまってる
大金預けて家を借りる制度も
どう考えても継続は無理なのにまだやってるもんあぁ。
それなら韓国人(朝鮮人)に合った社会モデルは何なのか、を考えると北朝鮮に行き着くのかも。
上はたいした報酬も与えずに無茶な命令を出す。下は頑張っても意味がないので適当に働く。
ああいう社会がいちばん朝鮮人に合っているんだと思う。
調理人になって汗水垂らして働くのが普通だが
韓国の場合、
調理人雇ってオーナーはレジ係やるのが普通なんだよな
なんだ、そりゃ?
日本で例えると、小金稼いでる人が妻や愛人に小料理屋出させる感覚か…
そう、だから
下手な料理人を雇った場合 → 潰れる
上手な料理人を雇った場合 → 繁盛する → 引き抜かれる → 潰れる
上手な料理人を雇った場合 → 繁盛する → 給料上げる → 潰れる
潰れないのは嫁が料理上手でなおかつ店に出るのを嫌がらなかった場合だけ
自分自身が汗にまみれて働くのを良しとしない考え方だからなあ。
こういう国ではイノベーションどころか伝統文化の継承も難しいだろうな。
東アジアにある教育熱心両班思想が結びつくとこんな社会になる。
先進国から技術をもらったりパクったりしてのし上がるまでは上手くいくかもしれないが、先が無い。
韓国に移住したら?
どうせ店主は朝鮮人だろうから絶対買ってやらない
そんなに朝鮮人ばかりのはずがないだろうw
勤めを辞めた時点でチキン屋を開くだけの元手を持ってる時点でかなりマシなほうかと
冷凍焼き鳥解凍して焦げ目着けるだけの簡単な商売
それフランチャイズの胴元がウハウハ
フランチャイズだから潰れりゃそれまで、繁盛すれば冷凍鳥串が売れて、儲かるのは胴元だけ
チキン屋も結局これだろ?
チキン屋開業パッケージみたいなのを売ってる胴元だけが儲かる構図
どんどん潰れた方が儲かって良いw
してないよ…
でもフランチャイズだから始め易い
その前に流行ったコーヒー屋もそう
つか、ほんとチキン屋なんやな
引用元:
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1599425603/