アメリカの教師が吊目ポーズでアジア人差別 日本人「日本人って目が細いかな？」

アメリカ・カリフォルニア州の高校教師が、アジア人を差別するジェスチャーをしたとして炎上している。NEW YORK POSTが報じている。

報道によると、カリフォルニア州のサクラメントにあるグラント・ユニオン高校の
スペイン語教師兼顧問であるニコール・バーケットは、先週のオンラインクラスで、意図的に目を細めたジェスチャーをとった。

ニコール・バケットは目を細め目尻を指で引っ張り、「目が吊り上がると中国人、下がれば日本人。
じゃあ横にまっすぐだったら、なんでしょうね」とおもしろおかしく話したのだ。

目を細め、目尻を引っ張る行為は、アジア人に対する差別の代表的な行動だ。
しかしながら、世界には悪気なくジェスチャーをとる人もおり、過去には人気歌手で女優のマイリー・サイラスや、モデルのジジ・ハディッドがこのつり目ポーズをし謝罪していた。

そして今回、高校教師がつり目ポーズをし、この動画はネット上で瞬く間に拡散され炎上。
あるネットユーザーは「今すぐこのクラスをやめるべき」とコメントしている。

この配慮のないジェスチャーに、学区事務局「Twin Rivers Unified School District」は、サクラメントで発行されている日刊紙サクランメント・ビーに声明文を出した。
広報のゼノビア・ジェラルド氏は声明文の中で、この動画について「衝撃的」で「失望した」とコメント。
「学校のコミュニティーの全てのメンバーが、尊厳と敬意をもって扱われ、安全で市民的な学習環境をすべての生徒に提供することに尽力していることをご承知ください。
私たちはいかなる形の人種差別も容認しません」とし、また報告によると、同高校の校長のダリス・ヒンソン氏もスタッフに同様の声明を出したという。

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